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とちくるいました^o^
文章注意
「そーいや俺って、イッシュのポケモンじゃないんだよなあ」
「……あ?」
人が飯の準備に勤しんでる横で何を言い出すかと思えば、こいつは。
一瞬あっけにとられ、手に持った包丁を地面に落としそうになったが、危ういところでなんとか持ち直し、再度カゴの実の皮を剥く作業に戻った。顔はずっと同じ方向に向けたままだ。
「そりゃそうだろ。 ……何いってんだ、お前は生まれたときからクチートじゃないのか?」
「そう、それなんだよね、アネモネちゃん」
容器に重ねてある、手をつけてないカゴの実が一つ視界から消える。そのとき初めて奴の顔を見た、もといヴィランをにらんだ。
「それ、お前の分から引いとくからな」
「はいはい。 ……だからさ、俺はイッシュで生まれたでしょ? だっていうのに、俺はイッシュのポケモンじゃないんだ」
突拍子のなさすぎる発言に、さっきまでスムーズに動いていたはずの包丁が止まる。
「……そうだな」
「でしょ? でさ、なんだかそれに懐疑感っていうか、不快っていうか、もやもやしちゃって。 そりゃあ、ボクの親はどっかしらにいるだろうし、きっとその居場所は、今どうしているかはマスターが知ってる。 でもそんなのわざわざ聞くのもあれでしょ?」
アネモネちゃんたちはそうじゃないけど、オレらは親ふくめ、何十匹の同胞たちの犠牲ありきでここに居るわけだから。
にっこり。
カゴの実を一口かじって、やたら綺麗に笑ってみせたヴィランの言葉に、ついに俺は、「……なんだ、不愉快にさせたくて話しかけてるのか、お前はよ」包丁から手を離した。エプロンを握る手に、自然と力が入る。要するにこいつは、
「別に? いっとくけど、俺、みんなのこと好きだよ。無論、マスターもね」
ごちそうさま、と言って芯を放り投げたヴィランの頭を思わず叩いてしまった。
ヴィランはさっきまでのことなんか何もなかったかのように、頭をおさえてけらけら笑いながら皆が歓談している場所まで走っていってしまった。

(わかってる、強さを求めるのは決して悪いことじゃない)
(ああ、それでも、親や兄弟の死を知りながらここに居るあいつらに、そうでない俺たちは一体どう見えているというのだろう)


今回のは激選について。
もっと掘り下げれば色々かけそうですよね。ポケモン達がそういう行為をどう思っているのか、を極力ご都合主義にして考えてみたらこうなりました。タマゴの時から弱肉強食ははじまってるとかなんとか。
ストーリー面子は野生産、という設定なので、その辺りの後期メンバーとの濡れたティッシュほどのうっすい壁というか境界線みたいなものを書いてみたかったのです……が後になるにつれ無かったことになりそうな可能性八割ほど!!!(
たまにシリアスというか暗めのものがかきたくなりますがやっぱギャグが一番でしょう!!


次はコプレシスさんの。
なんというか、キャラつかみたくてかいた感じです意味不明でやまおちおちなしいみな略


退屈はあればあるだけ毒である。これは人間にも我々にも適用できる言葉だと、私は思う。
たとえば、どうしようもないトレーナーに拾われた時。
たとえば、アンフェア極まりない勝負展開を繰り広げられた時。
例はつきないが、上記のような状況に陥ってしまうと、もう手に負えない。前者の場合なら手元から逃げ出せば良いし、後者ならばこちらも一方的に(あるいは少々力ずくで)試合を終了させればすむことではあるのだが。
嗚呼、想像するだけで眉間に皺が寄っていく。頭痛すらしはじめたので、私は考える行為をやめることにした。

早朝の森林は、恐ろしいほどに静かだ。まだフシデやクルミルの類も活動を開始していないようで、辺りから物音一つしない。
背中を預けている幹から少しだけ身体を起こすと、つん、と冷えた朝の空気が服の隙間を音もなく通り過ぎて、私は思いがけなく背筋を震わせることとなった。
再度幹に寄りかかり、辺りを軽く見渡してみると、仲間達はある者は地べたで、ある者は木の枝の上で、ある者は寝袋で、と、皆一様にひたすら寝息を立てていた。
――こういう時、色々と嫌になる。普段しないようなため息が、自然と口からこぼれ出た。
マスターの大仰すぎる気まぐれのおかげで、急遽ヤグルマの森で野宿することになった私たち一行は、マスターと私を除いて深夜までバトルだのゲームだので散々夜宴を繰り広げていたらしく、普段ならとっくに全員起床している時間だというのに、このありさまだ。
人間であるマスターは、普段から遅く起きてくることが多いので例外としている。人間には“らいふすたいる”なるものがあると耳に挟んだことがあるので、私からとやかく言うつもりはない。
六時前に全員で寝具を片付け、朝餉の準備を終え、各自洗顔やらを歯磨きやらを済ませてからようやく誰かがマスターを起こしに行く、というのが恒例パターンだ。
――――が、先ほど言ったとおり、依然として私以外の者が起きてくる気配はこれっぽっちも無い。脱力しきり、もてあました手を額に当てていると、あどけない顔つきをしたクルミルが目の前をよちよちと通り過ぎていった。もうそんな時間になっていたのか。
退屈、だ。
はじめに言ったように、退屈とはどこまでいっても忌むべき存在で、相成れてはいけない。受け入れてしまってはいけない。ならば、己からそれを打ち破っていくのがセオリーというものではないか。ずり、と体を動かし、手始めに一番近くで寝ていた仲間に、草の葉でできた刃をそっと向け―――


朝の森に、種類問わず、何体ものポケモン達の悲痛な絶叫が響き渡った。
半ば阿鼻叫喚と化している中で、一人だけ満足げにその様子を眺めている、ジャローダの青年の姿があった。

(――おや、お早うマスター。何?うるさくておきてしまった・・・? ふふふ、それはすまないな)


ぎゃおーす!!ねます!!
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